更新:2007.12.27 作成:2006.8.24
分類:ケシ科キケマン属
学名:Corydalis pallida var. tenuis
和名の由来:山地に咲くキケマン。キケマンは黄色の花が咲くケマンソウの意。
性状:多年草、有毒植物
草丈:20~60センチ
原産地:本州(関東以西)、四国、九州、沖縄
花期:4~6月
山地で見ることが多く、湿りけのある山道の斜面などに生える。
茎の上部の葉脇から総状花序を出し、長さ約2センチの細長い黄色の花を多数穂状につける。茎は緑色(キケマンは紫色)。
花弁は4枚で、外側の2枚と内側の2枚は形が異なるが、左右は対称。
外側の花弁のうち上の花弁は後ろが袋状の距になって突き出る。
茎や葉を傷つけるといやな匂いがする。
茎は根もとから枝分かれし、柔らかく、葉は白緑色の大きな羽状複葉。
葉は2~3回羽状に細かく裂ける。
↓仲間の
ムラサキケマン
キケマンの仲間の参考HP