分類:キク科シオン属
学名:Aster scaber
別名:ムコナ(婿菜)
性状:多年草
草丈:1~1.5メートル
花期:晩夏~秋
山地の日当たりのよい林縁に生える。
茎の先が枝分れして、散房花序を出し、ややまばらに白い頭花をつける。花は舌状花と中心部の筒状花からなるが、舌状花の数が少なく、6枚前後のことが多く(5~12枚)、花弁が歯抜けのように見える。花の直径約2センチ。総苞は3列で長さ4~5ミリ。円筒状で微毛がある。
↓茎や葉には短い毛があり、さわるとザラザラする。葉は濃い緑色で裏面にも短毛があるが、特に脈上には毛が著しい。葉は互生し、茎の下部につく葉はハート形で、狭い翼(エラ)のある長い葉柄がある。根出葉は細長く長さ10~20センチ、花時には枯れることが多い。茎の上部のものほど葉は小さく、柄も短くなる。