分類:ニシキギ科ニシキギ属
学名:Euonymus oxyphyllus
別名:エリマキ
性状:落葉低木
草丈:4~5メートル
花期:春
秋には赤い果実をつけるものが多いが、このツリバナも真っ赤である。
山地に生える落葉低木。高さ4~5メートルになり、枝にニシキギのようなコルク質の翼がない。5~6月頃に葉腋から長さ10センチ位の花柄が更に分技し、多くの花がぶら下がって咲く。花は直径6、7ミリのやや紫色を帯びた淡緑色の5弁花。
果実は球形で径約10ミリ、秋に赤く熟すと5つに割れて,朱赤色の仮種皮に包まれた赤い種子をぶら下げる。
葉は対生し,卵形~長楕円形で、長さ5~10センチ。葉先は尖り、葉縁には細かい鋸歯がある。葉の先端が長く尾状に伸びて尖るものもある。葉の質はやや堅く、両面無毛。9月の終わり頃から赤く紅葉し始める。
若い枝は緑色で平滑。やがて灰紫褐色となる。冬芽は細長く先端は鋭く尖って長さ5~8ミリ。