更新:2007.08.13 作成:2006.08.25 22:32
分類:ガガイモ科ガガイモ属
学名:Metaplexis japonica
別名:チチクサ(乳草)、クサワタ(草綿)、シコヘイ、ゴガミ、スズメノマクラ
性状:多年生のツル植物、有毒植物
分布:日本全土
花期:7~9月
日当たりのよい道端、空地、原野、土手などに生育する。
地中に伸びた根から地上茎を出して広がる。
葉は心形で対生し、やや厚くてなめらか。長さ5~10センチで柄がある。
茎葉を切れば白汁が出る。
7~8月頃、葉の脇から長い花柄を伸ばし、その先に淡紫色の花がかたまって咲く。
花の径は約1センチで、見た目は肉厚な感じがする。
花弁の先端は5つにわかれ、内面に白い毛が密生している。
中央の雌しべは突出し、雄しべはその根元に合着している。
雌しべの根元から蜜が分泌され、花弁の溝にアリがよく頭をつっこんでいる。
花には弱いが独特の臭いがある。
花後、長さ10センチ幅2センチほどの長い袋状のイボ状の突起がある果実をつけ、
種子は扁平で白い絹糸状の毛があり、熟すと裂け、風で散布される。
↓葉は心形で対生し、やや厚くてなめらか。

↓葉腋から長い花柄を伸ばし、淡紫色の花がかたまって咲く。

↓花の径は約1センチ

↓見た目は肉厚な感じで、内面に白い毛が密生している。

↓花弁の先端は5つにわかれている

↓中央の雌しべは突出し、雄しべはその根元に合着している。

↓雌しべの根元から蜜が分泌され、花弁の溝にアリがよく頭をつっこんでいる。花には弱いが独特の臭いがある。

