分類:キク科アキノノゲシ属
学名:Lactuca indica var. laciniata
和名の由来:春に咲くノゲシに対し、秋に咲くのでアキノノゲシ。
性状:一~二年草
草丈:通常50~100センチ
分布:日本各地、東アジア、東南アジアに広く見られる
花期:晩夏~初冬
葉の形状がケシに似ていて野草ということからノゲシとつくが、ノゲシ(ハルノノゲシ)とは別属です。
初夏までは草丈はあまり高くならないが、花を咲かせる頃から次第に高くなり、
直立して高さ50~100センチになり、高さ1.5メートル以上になることもある。
伸びた花茎は上部でいくつかに分枝し、その先に直径2センチくらいの数個の花をつける。
夏の終わりから秋まで次々と淡黄色または淡いクリーム色の花を咲かせる。
ハルノノゲシと比べると、色は薄く、舌状花の数が随分少ない。
種子はタンポポのように冠毛を持っており、風で散布される。

葉の形状は長楕円状披針形で羽状に分裂している。
葉の基部はやや茎を抱いている。
陽あたりの良い道端や空き地に生える。秋に芽生え、ロゼットで越冬する。