2006.10.23作成 2006.12.18更新
分類:ツリフネソウ科ツリフネソウ属
学名:Impatiens sultani
英名:ビジーリジー、ペイシェンスプラント、サルタナ
別名:アフリカ鳳仙花
性状:非耐寒性多年草(通常一・二年草)
草丈:15~60センチ
原産地:ケニア、タンザニア、モザンビーク、ジンバブエなど
(アフリカ南部には分布していない)
花期:6~10月
仲間:ホウセンカ、ツリフネソウ、ニューギニアインパチェンスなど
ツリフネソウなどの近縁種で、湿潤な日陰に生息し、東南アジアの山地では野生化している。
丈夫で日陰でも開花して育てやすい。
↓色は鮮赤、濃紅、橙、ピンク、白など多様。
一重のほかに八重咲きもある。
花は葉腋に着き、花径は2.5~5センチ。花弁は5枚。

↓上側の1枚は先端が二つに分かれており、一見6枚に見える。
雄しべは5本で合着しており、雌しべの先端を取り囲んでいる。
雄しべが脱落すると雌しべの柱頭が表に出てくる。

↓顎の1つから長い距が出ているのはこの仲間の特徴である。
顎は3枚(稀に5枚)であり、左右に小さなものがあり、一番下の萼片は、通常、他の萼片と比べて大きく、
後方に長く伸びて、距を形成する。茎は多汁質。

↓葉の先端は尖っているが、葉は卵形でやわらかく互生。


↓果実(06.12.18撮影)

