更新:2007.09.02 作成:2006.11.08 22:07
分類:バラ科ボケ属
学名:Chaenomeles speciosa
別名:カラボケ
英名:Flowering Quince
原産地:中国。日本に自生はない。渡来は平安時代
性状:落葉低木
樹高:2~3メートル
花期:11月~翌年4月
↓花は前年の枝に数個かたまって咲く。色は朱赤色、ピンク、白など。
丸みのある花弁が5枚。八重咲きや絞り、咲き分けの品種もある。花の直径は2~3センチ。
秋から咲き出して冬の間も咲いているものは、とくに「寒ボケ」と呼ばれる。
花は葉が出る前に咲く。
↓果実は長さ10センチ近く、直径7センチにもなり、瓜のような形であることから木瓜(もっか)といい、この読みが転じて、「ボケ」となった。


↓果実は黄色に熟して甘い香りがする。 ↓短い枝はそこで成長がとまり鋭い刺になる。


↓葉は長楕円形で、葉先は尖り縁には細かく鋭い鋸歯がある。質は硬めで表面には光沢がある。葉の付け根に,扇形の托葉(たくよう)がある。
幹は根もとからたくさん枝が伸びて、株立ち状になる。



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