作成:2006.11.15 更新:2007.04.22
分類:セリ科シシウド属
学名:Angelica keiskei
別名:ハチジョウソウ(八丈草)、アシタボ、アシタゼリ、アシタグサ、イヌノサイキ
性状:多年草
草丈:1メートル
原産地:日本にのみ自生
分布:本州(房総~紀伊半島)、伊豆七島、小笠原
花期:春~秋
↓いくら葉を摘んでも明日にはまた葉が生えてくるので明日葉(あしたば)の名がある。草丈は1メートルほどになり、春から秋にかけて花茎を出し、茎の先にいくつもの傘上花序をつける。淡黄色の小花を多数つける。


↓茎の先にいくつもの傘上花序をつけ、淡黄色の小花を多数つける。


↓その後に扁平な楕円形の果実をつける。


葉は宿根性の株から根生して大きく、赤色の長い柄があり、1~2回3出の羽状複葉。
厚く深緑色のやや光沢のある小葉は、卵形で通常2~3裂している。
葉の表の脈上には、短い突起状の毛が密生している。
葉縁には不規則な鋸歯があり、冬も緑色をしている。
茎や葉を切ると黄色の液が出る。3年後ぐらいには開花・結実して老化し枯れてしまう。


↓熟し枯れた果実 ↓美味しそうな若芽


薬効:高血圧症の予防、強壮、強精、食欲増進、疲労回復