分類:タデ科 イヌタデ属
学名:Persicaria longiseta
異名:Polygonum longisetum (タデ属)
別名:アカマンマ(赤まんま)、アカノマンマ
性状:一年草
草丈:20~50センチ
分布:北海道~沖縄、千島・樺太・朝鮮・中国・ヒマラヤなど
花期:初夏~秋
↓やや湿った半日陰などに多く、道端や原野、空地などに生育する。
茎は直立か斜めに伸びる。しばしば枝を分け、茎は赤紫色を帯び、無毛。花穂は長さ1~5センチで、茎や枝先につく。
花弁がなく萼片が淡い紅色で五つに裂けた小さな花を密につける。
つぼみの時も花が咲き終わった状態でも紅色に見える。
葉は長さ3~8センチで細長く互生。
先端は次第に尖り、下部もゆっくりと細くなって短い葉柄につながる。
葉の表面には、周辺にのみ毛が疎らに生えている。
裏面は脈上に毛が多く、これも縁の方が多く、中心部ではやや少なくなる。
古くは、子供たちが、この淡い紅色の花を赤飯に見立てて、ままごとに用いていた。
花の咲く前なら、和え物や油炒め、煮物、揚げ物などにして食べられる。



↓背景になっている葉はイヌタデの葉ではありません^^;

↓少し土で汚れてます^^

↓葉の真ん中に薄っすらと逆V字形の斑紋がある。

↓托葉鞘は筒状で、縁毛は長い。
