作成:2006.08.27 更新:2006.11.27
分類:アカバナ科マツヨイグサ属
学名:Oenothera biennis
性状:多年草
草丈:50~150センチ
原産:北アメリカ
花期:初夏~秋
↓明治中期に渡来し、各地に野生化している。
1年目は、地表に放射状に広げた葉だけで冬を越し、2年目になると密生した毛が生えた茎を伸ばす。毛は白く柔らかく上方を向いている。
葉は細長い楕円形で先が細くなって尖り、縁には浅い鋸歯がある。毛が生えているので、触るとザラザラする。葉の主脈は赤く染まることもある。下方の葉は赤くなる。茎の先や葉腋に黄色い花の集まりをつける。


↓花は直径2~4センチの薄い黄色で花弁は4枚、茎の上にたくさんついて下から順番に咲いていく。夕方に開き翌朝萎み、萎んでも赤くならない。淡緑色の萼片4枚、雄しべ8本。雌しべは1本で柱頭が4裂している。蕾にも非常に短い柔らかい毛が生えている。種子は角張って深いしわがある。
参考:花弁の間に隙間があるものをアレチマツヨイグサとして区別する場合もある。
