分類:キク科コゴメギク属
学名:Galinosoga ciliata
和名の由来:掃き溜めで発見したから
性状:一年草
草丈:10~60センチ
原産地:熱帯アメリカ原産の帰化植物、大正時代に帰化。
花期:春~晩秋
条件がよいと4週間で発芽から結実まで行い、年間に数世代が繰り返される。

↓直径5ミリほどの小さな頭花を咲かせ、黄色い筒状花と5弁の舌状花からなる。
舌状花は先端が丸みをもち3裂している。舌状花の冠毛は芒状で花筒とほぼ同じ長さ。


↓基部で分枝、茎は柔らかく、短い白毛が生えている。
緑色の葉は対生し長卵形で幅が広く先端が尖っており、白毛が生えている。
葉縁には深く荒い鋸歯がある。

参考:
同科同属にハキダメギクに似た世界中に分布するコゴメギク(小米菊)がある。
全体に毛が少なく、痩せ型。
葉は対生し幅が狭く、小型で、鋸歯が浅く波状で目立たない。
下方の葉は有柄、上方の葉は無柄。
頭花は直径約5ミリ、舌状花は白色、筒状花は黄色。舌状花には冠毛がない。