分類:バラ科ワレモコウ属
学名:Sanguisorba officinalis
別名:吾木香、割木瓜・・・漢字による当て字は他にもあるが定説はない。
性状:宿根性多年草
草丈:150センチ
分布:日本(北海道~九州)、朝鮮半島、中国、シベリア、ヨーロッパなど
花期:7~11月
↓田園地帯の路傍や山地の草原などに生育する。秋の七草の一つ。
地下茎は太くて短く、根生葉は長い柄があり、羽状複葉で5~11ほどの小葉からなる。
初夏に茎を出し、茎の中部から上で枝分かれし、先端に穂状の花序を形成する。


↓花序は1~2センチの一つの楕円球形で、小さな暗赤色の花が多数集合している。
花は上から下へ順に咲く。花弁はなく、花弁状の萼片は4枚で暗赤色、雄しべは4本。花が終わっていても、萼片の彩りにより、秋遅くまで咲いているように見える。


↓茎に付く葉は互生し羽状複葉、上部のものほど小葉の数は少ない。
小葉は細長い楕円形で長さ2.5~5センチで、荒い鋸歯がある。
