更新:2007.10.02 作成:2006.09.13 18:55
分類:アカバナ科ガウラ属の宿根草。
学名:Gaura lindheimeri(ガウラ・リンドヘイメリ)
和名の由来:白い蝶が舞っているようだから。
別名:ヤマモモソウ(山桃草)、ガウラ
英名:Clock weed, White gaura
花言葉:清楚
原産地:北米中南部からメキシコ。
分布:日本全国。明治時代中ごろ(1890ころ)に観賞用として渡来し野生化。
性状:耐暑性耐寒性多年草
草丈:60~120cm
花期:5~10月
↓明るい林内や草地、道ばたなどに生える。
根元から良く分枝し、茎頂や葉腋から、細くしなやかな長い花茎を多数伸ばし、たくさんの花をつけ、少し弓なりとなる。
かすかな風にも揺れ、優雅な雰囲気がある。
花は穂状の花序を伸ばしながら、下部から上部に向かって数個ずつ順に咲く。
花は一日で萎れる。日当たりの良い所では、初冬でも、花を咲かせる。
萼片は4枚で開花時に反り返る。


↓白または薄桃色の直径3cmくらいの小さな4弁花。雄しべは8本で長くて目だつ。



←雌しべは1本で、柱頭は4裂し、雌しべの花柱は雄しべより長い。↓つぼみ(萼)に毛がある。

↓茎にも毛がある。

↓葉は細めで先が尖り(狭い長楕円形)互生し、茎の基部ではロゼット状になっている。
縁には粗い鋸歯がある。茎葉には柄がなく両面に毛がある。