分類:カタバミ科カタバミ属
学名:Oxalis articulata Savigny
別名:フシネハナカタバミ(節根花片喰)
和名の由来:地下に芋状の塊茎をもつことから
性状:多年草
草丈:15~30cm
原産地:南アメリカ、太平洋戦争後に渡来。
分布:関東地方以西の本州
花期:4~9月、11~12月の2回
↓野原や草地、道端、荒地などに生育している。
栽植品が道端などに逸出して野生化したものである。地下に芋状の塊茎を作り増える。
葉は長い柄をもち、毛のある三枚の小葉からなる複葉で夜は葉を閉じる。
葉の基部には淡黄赤色の小点がある。茎および葉は蓚酸を含有し酸味がある。
葉腋から15~30cmの長い花茎を出し、多数の花をつける。

↓花は直径1.5cmほどで、5裂した淡紅色の花弁の基部だけが濃紅紫色になっている。花弁が白色の種もある。
花弁には濃紅色の脈が目立つ。雄しべは10個で、外側の5個は短く、内側は長くて葯は黄色。

↓萼片は5個で先端に2個の淡黄赤色の小点が並ぶ。

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参考:
ムラサキカタバミ>
花弁は薄い紅色で基部はさらに薄く白っぽい。葯は白色である。
