分類:カタバミ科カタバミ属
学名:Oxalis corniculata
別名:雀の袴(すずめのはかま)
和名の由来:葉の一部が欠けているため、または片葉が3つなところから。
庭や家の周辺、芝生、畑地、道端、公園などに繁殖している。
茎は根際で分岐して四方に広がり節から根をおろす。
葉は球根の先端から束になって出る。
葉は緑色でハート型の3枚が尖った先端を寄せあわせた形。
三出複葉だが、頂小葉と側小葉の区別は付け辛い。
葉は先が凹み、細かい毛があり、柔らかく、蓚酸酸を含んでおり、酸味がある。
蓚酸そのものは医薬用外劇物に指定されている。夜は葉を閉じる。
葉腋から長い花柄を伸ばし、先に花弁5個の黄色い花をつける。
雄しべは10個、雌しべは1個で、子房は5室。
果実は円柱状の蒴果で先が尖り、真っ直ぐに上を向いてつく。
果実が熟すと5室の背面が裂けて多数の種子を弾き飛ばす。
葉の色が緑紫色のものをウスアカカタバミ、赤紫色のものをアカカタバミと区別することもある。
↓茎は根際で分岐して四方に広がり節から根をおろす。葉は球根の先端から束になって出る。


↓葉は緑色で、3枚が尖った先端を寄せあわせた三出複葉

↓葉は先が凹み、細かい毛があり、柔らかい

↓葉腋から長い花柄を伸ばす

↓花弁5個の黄色い花をつける

↓果実が熟すと5室の背面が裂けて多数の種子を弾き飛ばす
