分類:ベンケイソウ科 マンネングサ属
学名:Sedum mexicanum
和名の由来:メキシコで栽培されていたことから
分布:本州(関東地方以西)、四国、九州、朝鮮半島、中国など
性状:耐寒性宿根生常緑多年草
草丈:10~20cm
花期:5~6月
↓原産地は不明で、観賞用として日本に渡来したと思われるが、時期は不明。日当たりのよい道端や空き地などに半野生化している。花の咲かない茎は地表面に叢生して群落を形成し、花を付ける茎は立ち上がる。


↓枝を水平に広げ、花茎の先に集散状に20~30個の花を互生につけ、株を覆うように咲く。花径が5~10mmの濃い黄色の5弁花で、花弁の先は鋭く尖る。雄しべは10本で、裂開直前の葯は濃黄色で、裂開直後に赤みを帯びる。


↓葉は無柄の光沢のある淡緑色で密生し、長さ1~2cmの細長い偏平な円柱状。
葉は普通4~5個が輪生するが、花を付けた枝は輪生あるいは互生する。
