分類:キク科 ノコギリソウ属
学名:Achillea millefolium
和名の由来:西洋から渡来したノコギリソウ。葉を鋸に見立てた。
別名:アキレア、ヤロー
英名:Yarrow
仲間:ノコギリソウ、キタノコギリソウ
原産:ヨーロッパ、シベリア、ヒマラヤ原産で明治時代に渡来
分布:北海道、本州
性状:常緑多年草
草丈:30~80cm
花期:6~8月
↓園芸種が野生化し、低地~山地の道端や荒地、草地などに生育している。地下茎を伸ばして繁茂するので、群生する傾向がある。
茎の先端に多数の花を散房状花序に密集して付け、傘のような独特な花姿になる。
*日本に自生するノコギリソウ(学名:Achillea alpina)は、白花またはごく薄いピンクで、葉は切れ込みが浅く、厚くて固い。

↓頭花の直径は3~5mmで、頭花の中心部は両性の筒状花、そのまわりに雌性の舌状花が並ぶ。舌状花は5枚であることが多い。白色のものが多いが、時として赤味を帯びるものもある。基本的には白花だが、淡紅色など多彩な花色の園芸種がある。
赤花系の品種群をアカバナノコギリソウと呼ぶこともある。


↓葉は細かい羽状複葉で、葉は長楕円形~線状楕円形で互生し、2~3回羽状に深裂~全裂する。
裂片は線形で細く軟らかく、両面に軟毛がある。櫛または鋸(ノコギリ)の歯のように見える。

