分類:クマツヅラ科 イワダレソウ属
学名:Phyla canescens(別学名Lippia canescens)
英名:Lippia、Carpet grass
別名:(園芸名リッピア)
原産:南アメリカ(ペルー)・東南アジア、昭和初期に渡来
性状:常緑多年草(または常緑小低木)
草丈:5~20cm
花期:5~9月
↓茎は地面を這って、枝分かれして広がり、群落をつくる。湿地を好むが、乾燥した土地でも生育する。
種子をつけず、茎の節から分枝・発根して繁茂する。
地面を這う茎の葉腋から花茎が直立し、枝先に淡い紅紫色または白色の小さな花を多数つける。
花は小花が球のように集合して咲き、同じクマツヅラ科ランタナ属のランタナそっくりである。

↓集合花の直径は約1cm。小花の花冠は長さ約5mmの筒形で、先は唇形になり大きく開く。
苞は長卵形で、先が尖り、短毛が多い。

↓上唇は浅く2裂する。下唇は3裂し、基部に黄色の斑紋がある。
葉は対生し、有柄で、長さ約3cmの倒卵状楕円形で、鋸歯があり、伏した短毛が多い。
