作成:2006.08.27, 更新:2006.10.10
分類:キク科ベニバナボロギク属
学名:Crassocephalum crepidioides
別名:ヤマシュンギク、ナンヨウシュンギク、ショウワグサ
地方名:アメリカグサ、トゥビクサ、ヒコーキクサ、ワタリグサ(沖永良部島)、アープーク(喜界島)、カイグンナッパ、トゥイル、ヤマトゥトゥイル(徳之島)
原産:アフリカ
性状:一年草
草丈:30~70センチ
花期:7~11月
↓朱赤色の花序が頭を垂れているのが特徴で、可愛い。
花が終わった後の冠毛がほころびたところが襤褸布(ボロヌノ)に似ているのでこのような名前がついた。
日本では戦後間もなく(昭和22年ころ)福岡で発見され、以後関東以西に広がっている。
筒状花で花径10ミリ、花冠の上部は朱赤色、下部は白色。


↓葉は互生し倒卵状長楕円形で長さ10~20センチ。
茎は太いがやわらかく、下方の葉は不規則な羽状に分裂する。
茎は上部でよく分枝し高さ30~70センチ。

↓綿毛のような冠毛

↓春菊に似た香りがあり、新芽や若葉は食用となる。
