分類:ミツバウツギ科ゴンズイ属
学名:Euscaphis japonica
別名:ゴゼノキ
性状:落葉小高木
樹高:6メートル
花期:5~6月、果期:9~11月
果実が赤く熟し、果皮がふくれている。弾けた果実の赤と黒のコントラストが美しく、目を惹きます。
見方によっては梅干の種子のようでもある。
材が脆くて役に立たないので同じような役にたたない魚のゴンズイの名がつけられたという説がある。
本年枝の先に長さ15~20センチの円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。
花弁とガク片は5枚。秋には袋果をつけ、長さ1センチの半月形。
果皮は肉質で厚く、赤く熟す。熟すと裂開し、黒い光沢のある種子が1個か2個入っており、色のコントラストが美しい。
葉は奇数羽状複葉で対生。小葉は5~11枚。側小葉は卵形または長楕円形。
小葉の表面は濃緑色でやや光沢があり、裏面は淡緑色。長さ5~9センチ、幅2~5センチ。
葉縁には芒状の鋸歯が目立つ。
