作成:2006.08.12, 更新:2006.10.11
分類:スベリヒユ科ハゼラン属
学名:Talinum crassifolium
別名:サンジバナ(三時花)
性状:一年草
草丈:80センチ
原産:熱帯アメリカ原産で明治初期の帰化植物
花期:夏~秋
なんだろう?最近、路傍やアスファルト道路の割れ目、側溝のコンクリートの隙間などにも生育していて、珍しい野草だなぁ・・・と思っていた。
長らく名前を知らなかった。知っている人は知っていた。・・ハゼランでしたぁ。観賞用が野生化したもの。
「ハゼラン」は、花序が線香花火のように、一斉にパッとはぜるように咲き、ランに似た花(爆ぜ蘭)という意味。
三時頃から夕方まで花を開くところから、三時花(サンジカ)あるいは三時草(サンジソウ)とも呼ばれる。
地方によっては四時草とも呼ぶ。繁殖力が旺盛。
茎は円柱形でまばらに分岐して、花序を含めて高さ80㎝ほどになる。
葉は根元近くに集まって出て、先のとがった倒卵形で、やや多肉質で全縁。
花茎は葉群の上から枝分かれする。茎の上部に細かく分岐した円錐花序を出し、直径6㎜ほどの紅紫色の5弁花をつける。


