分類:ナデシコ目:オシロイバナ科オシロイバナ属
学名:Mirabilis jalapa
別名:ユウゲショウ(夕化粧)
性状:多年草
草丈:1メートルほど
原産:南米(メキシコ)
花期:夏~秋
江戸時代始めに渡来した。
夕方から咲きだして翌朝の9時ごろには花を閉じるので、ユウゲショウ(夕化粧)とも呼ばれます。
夏の初めから次々と花を咲かせるが、秋になると午前中から開花するので、目立つようになる。少し芳香がある。
花は、花筒が長く5裂したラッパ型です。 花径:3センチ、雄しべ5、雌しべ1。
花弁はなく、花弁に見えるのは萼片で、本来5枚なのが合着して筒状になった。
基部は緑色でふくらんでいる。花の根元にある緑色の萼のようなものは総苞です。
1本の草から異なる花の色が咲き、赤 ・桃・白・黄 ・絞りなどがある。
花が咲き終わった後、花弁状の萼片はくびれている基部を残して脱落し、
果実(種子を1つ含む)が萼の基部に包まれたまま熟して、全体がゴツゴツした種子のようになる。
熟すと地面にコロッと落ちて、そこから繁殖します。
5ミリほどの熟した黒く堅く丸い種子をつぶすと、中の種子には白粉(おしろい)のような粉状の胚乳があり、これからオシロイバナの名がついた。命名は江戸時代の博物学者、貝原益軒という。
根は大きく肥厚してイモのようですが、繊維質が多くて堅く、有毒です。
暖地では冬に地上部が枯れてもこの地下部が生き残り、根にため込んだ栄養分を使用して、次の年に根から芽を出します。
茎はよく分枝し、心卵形の葉が対生します。葉には柄があり、縁にごく小さな毛がはえている。
花言葉:慎重、臆病、内気、不思議な気持ち、おしゃれ、あなたを思う
↓夕方から咲きだして翌朝の9時ごろには花を閉じる。
少し芳香がある。

↓花弁はなく、花弁に見えるのは萼片で、本来5枚なのが合着して筒状になった。花径:3センチ、雄しべ5、雌しべ1

↓花は、花筒が長く5裂したラッパ型です。1本の草から異なる花の色が咲き、赤 ・桃・白・黄 ・絞りなどがある。

↓基部は緑色でふくらんでいる。花が咲き終わった後、花弁状の萼片はくびれている基部を残して脱落

↓花の根元にある緑色の萼のようなものは総苞です。

↓5ミリほどの熟した黒く堅く丸い種子をつぶすと、中の種子には白粉(おしろい)のような粉状の胚乳がある。
