分類:タデ科ミズヒキ属
学名:Antenoron filiforme
別名:ミズヒキソウ(水引草)
性状:耐寒性宿根多年草
草丈:50~80センチ
花期:7~11月
↓茎の先端から長さ約30センチの数本の細長い花茎を出し、まばらに赤い小さな花をつける。
花径4ミリで、花柄に節があり、横向きに咲き、花被片は深く4裂し、
上の3枚は赤く、下の1枚は白い。祝儀封筒の紅白の水引に見えるのでミズヒキ。しかし小さいので拡大鏡で見ないと分かり難い。

↓葉は互生し幅広い楕円形でやわらかく、先は急にとがり、中央付近に黒い斑紋がある。葉の両面に毛があり、茎や花茎にも毛がある。 果実は花被片に包まれて熟し、先がカギ形に曲がった花柱が残り、これで動物などにつく。半日陰で保湿性のある用土を好み、こぼれ種で繁殖する。

