分類:キク科アキノキリンソウ属
学名:Solidago canadensis var. scabra
和名の由来:アキノキリンソウ(別名:アワダチソウ)よりも草丈が高いことによる。
性状:多年草
草丈:2メートルを越えることもある
原産:北アメリカ・・・侵略的外来種ワースト100
花期:秋
根や地下茎から他植物の種子発芽を抑制する物質を分泌し、群落を形成して繁茂する。
花粉をミツバチなどの昆虫によって媒介させる。杉のように花粉を風に乗せてばらまく風媒花ではない。
茎は高さ2メートルを越えることもあり、断面は円形で毛がある。
茎は丈夫であり、袖垣に加工されたりする。
葉は被針形でほとんど葉柄はなく、長さ20センチほどになる。
葉の表面には微細な凹凸があり、ざらつく。裏面脈上には微毛がある。
地下茎の先端から形成されたロゼット葉や短い茎のままで越冬する。


↓花は初秋から咲き始め、たくさんの枝に小さな頭花が多数つき、大きな傘形の花序となる。1つの頭花には5つ前後の筒状花があり、その周辺に舌状花がある。花びらは細くてカールしているので目立ちにくい。 <冬枯れの花↓>
