作成:2007.02.04 更新:2007.04.22
分類:ミズキ科アオキ属
学名:Aucuba japonica(日本の青木葉(あおきば)という意味)
和名の由来:一年中、樹皮が青々として緑色であることから
別名:ダルマ(達磨)、アオキバ(青木葉)
性状:常緑広葉低木、雌雄異株
樹高:2~3m
分布:本州、四国、九州、奄美・琉球
花期:3~5月、果期:11~4月
花言葉:永遠の愛
日陰でもよく育ち耐寒性が強い常緑樹で、庭園樹として大変重宝がられた。
主に関東地方以西~沖縄・朝鮮半島南部に分布し、山地の照葉樹林内や、平地の林や日陰に自生する。
樹高2~3メートルで直立し良く分枝し、枝は緑色をしていて太い。
葉は長さ10~15センチの長楕円形で厚みがあり濃い緑色で光沢がある。
葉縁に粗い鋸歯があり単葉で対生している。枯れると、炭のように黒くなる。
黄色の斑入りの品種もある。
枝先に円錐状の花序を出し3~5月に4弁で紫褐色(時には緑色)の5ミリ程の小花を咲かせる。
雌雄異株で、雌株には雌しべだけのある雌花を、雄株には4本の雄しべのある雄花が咲く。雌花は数が少ない。
果実は長さ2センチ程の俵状の楕円形で11~12月頃に赤く熟し、翌年の4月ころまで残る。
果実が黄熟するものをキミノアオキ、白色のものをシロミアオキという。
↓直立し良く分枝し、枝は緑色をしていて太い。

↓葉縁に粗い鋸歯。少し形が悪い。虫?病気?

↓斑入り。これも実が歪。

↓風に吹かれて傷ついた?

↓雄花か雌花か?の若い花序


↓雄花のツボミと雄花


↓雄しべが4本。雌しべは退化している。