分類:バラ科キンミズヒキ属
学名:Agrimonia pilosa var. japonica
別名:龍牙草(中国名)
和名の由来:金色の小さな花のついた細い花穂の感じがタデ科のミズヒキに似ていることによる。
性状:多年草
草丈:40~90センチ
分布:北海道から九州、樺太・朝鮮・中国・インドシナなど
花期:夏~秋(7~10月)
低地や山地の林の縁や路傍に生え、高さ40~90センチ、普通に見られる。
梅雨の開ける頃から茎を伸ばして穂状花序を数本つけ、盛夏~初秋の頃、黄色い花が連なって多数咲く。全体に多毛。
花は直径6~10ミリ。花弁は楕円形で5枚、雄しべ8~14本。短い2本の花柱がある。
萼片とその外側にある外萼片は、多くのかぎ形に曲がったトゲとなり、果期には萼とともに残って果実を包み、動物の体に付いて運ばれる。いわゆる「引っ付き虫」である。
葉は菱形で5~9枚の小葉の羽状複葉で互生し、小葉の先は尖り縁に鋭い鋸歯がある。
葉裏に腺点が多い。小葉は大小混ざっていて、葉柄の基部に大きな托葉がある。

↓花は直径6~10ミリ。花弁は楕円形で5枚、雄しべ8~14本。短い2本の花柱がある。


↓萼片とその外側にある外萼片は、多くのかぎ形に曲がったトゲとなり、果期には萼とともに残って果実を包み、
動物の体に付いて運ばれる。いわゆる「引っ付き虫」である。


↓葉は菱形で5~9枚の小葉の羽状複葉で互生し、小葉の先は尖り縁に鋭い鋸歯がある。
