スイレン(睡蓮)
分類:スイレン科(Nymphaeaceae)スイレン属(Nymphaea)
学名:Nymphaea Hybrids
英名:water lily
性状:水生多年草
草丈:10~30センチ
花径:5~10センチ
花色:青紫・黄・白・赤・橙・桃
花期:7~10月
単にスイレン(睡蓮)と言えば、スイレン属の水生多年草の総称である。
全世界に自生種が50種ほどあり、日本にはヒツジグサ(未草)1種が自生する。
他に多数の園芸品種がある。
水位が安定している池などに生息し、地下の塊根から茎を伸ばし、水面に葉や花を浮かべる。 葉は円形から広楕円形で円の中心付近に葉柄が着き、その部分に深い切れ込みが入る。葉の表面は滑らかで艶がある。
温帯産は水面のすぐ上に花を付け、熱帯産は水面から突き出た茎の先端に花をつける。
ちなみに、
ハス(蓮)の花は、水面から高く花茎が伸び、根は横に伸び蓮根となる。
ハスはハス科であり、スイレン科のスイレンとはDNA的に大きく異なり、近縁関係はない。
ヒツジグサ(未草)
分類:スイレン科スイレン属
学名:Nymphaea tetragona Georgi
和名の由来:未(ヒツジ)の刻(午後1~3時)ごろに花を咲かせる事から。
性状:水生多年草
草丈:10~30センチ
分布:北海道~九州
花期:7~10月
日本にはヒツジグサ(未草)1種が自生する。
各地の池に生育し、花弁が8~15枚の白い花を午後に咲かせる。雄しべは黄色。
花は数日間開閉を繰り返し、花が終わると花茎は曲がって水に沈み実が成熟する。
<↓スイレンの花>








